突撃!AEDって実際どうなの?




AEDって聞いたことあるけど、実際使ってみたことある人ってそんなにいないんじゃないかな。
AEDは自動体外式除細動器の略で、心臓が急に止まった人に電気ショックを与えて、心臓を動かすための医療機器です。
近年では、駅や空港、ショッピングモールなど、公共の場に多く設置されるようになりました。
AEDは誰でも簡単に使えるように設計されていますが、実際使ったことのない人が大半なので、いざという時に使えないというケースも少なくありません。
そこで、今回は実際にAEDを使ったことのある筆者が、AEDの仕組みや使い方、実際に使用したときの体験談をご紹介します。

AEDの仕組み

AEDは、心臓が急に止まったときに電気ショックを与えて、正常なリズムに戻すための医療機器です。
仕組みとしては、AEDが心電図を解析して、心室細動または無脈性心室頻拍という致死性の不整脈を検出すると、自動的に電気ショックを行います。
電気ショックは、心臓の筋肉を収縮させて、正常なリズムに戻すことを目的としています。

AEDの使い方

AEDの使い方は、とても簡単です。
1. AEDの電源を入れる
2. 電極パッドを患者の胸に貼る(AEDが音声で指示してくれます)
3. AEDが心電図を解析する(約10秒)
4. AEDが電気ショックが必要と判断した場合は音声で「ショックが必要です」とアナウンスされるので、ショックボタンを押す
AEDは自動的に電気ショックを行うので、使用者側が判断する必要はありません。

実際にAEDを使用したときの体験談

私は仕事柄、AEDの講習会を担当することが多く、実際にAEDを使用したことはありませんでした。
しかし、ある日、講習会に参加していた受講者が突然倒れたのです。
最初は意識がなかったので、意識確認や呼吸確認を行い、呼吸がないことが確認されたので、すぐにAEDを持ってきました。
AEDの電源を入れ、電極パッドを胸に貼り付けると、AEDが自動的に心電図を解析し、「ショックが必要です」とアナウンスが流れました。
私はショックボタンを押し、AEDが電気ショックを行いました。
しばらくすると、受講者は意識を取り戻し、すぐに救急車で搬送されました。
その後、受講者は無事退院し、現在は元の生活に戻っています。

AEDは誰でも簡単に使える

AEDは誰でも簡単に使えるように設計されています。
難しい操作はありませんし、AEDが音声で指示してくれるので、誰でも安心して使用できます。
AEDは公共の場に多く設置されているので、もしもの時にAEDを見かけたら、躊躇せずに使用してください。
あなたの行動が、誰かの命を救うことになるかもしれません。