「箱根駅伝予選会2024」での熱戦が幕を開けた!




10月19日(土)、第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が東京・立川市で行われた。
この予選会は、1月2日と3日に開催される本大会への出場権を懸けたもので、関東の大学ランナーたちが激しく火花を散らした。
当日は好天に恵まれ、沿道には多くの観客が詰め掛け、ランナーたちに声援を送った。
レースは午前9時にスタートし、21.0975kmのコースを5人でつなぐ方式で行われた。
序盤から立教大学が安定した走りで先頭をキープし、終盤までその地位を譲らなかった。
立教大学は10時間52分36秒でトップでゴールし、3年連続30回目の本大会出場を決めた。
2位には専修大学が10時間53分39秒で入り、3位には山梨学院大学が10時間54分06秒で続いた。
前回大会でシード権を逃した東海大学は6位、中央大学は13位に沈んだ。
また、前回大会で1区最下位だった日本体育大学が、今年はチームを引っ張る走りを見せ、10時間55分58秒で19位に入った。
今大会では東海大学ロホマン・コンバ選手のトラブルが話題となった。
ロホマン選手はゴール手前約20メートルの地点で突然倒れ込み、「×」印が掲げられた。
その後、ロホマン選手は入院することが発表されたが、幸いにも命に別状はないとのことだ。
激戦の末、本大会への出場権を獲得したのは、立教大学、専修大学、山梨学院大学、大東文化大学、明治大学、帝京大学、日本体育大学、東京農業大学、日本大学、駒澤大学の10校となった。
1月2日と3日に開催される本大会では、さらに白熱した戦いが繰り広げられることだろう。
各大学のランナーたちの健闘に期待したい。