細川たかしと言えば、日本演歌界の重鎮。国民的なヒット曲「北酒場」で知られる彼のデビュー秘話は、波乱万丈だった。今回は、細川たかし本人から聞いた、貴重なエピソードを特別にお届け!
細川たかしが音楽の道に入ったきっかけは、なんと高校の音楽教師の一言だった。ある日、授業で細川の歌声を聞いた先生が、
「お前はものすごい声をしている。ぜひ歌手になれ」
と勧めたのだ。細川は当時、音楽には興味はあったものの、歌手になるという考えはなかった。しかし、先生の言葉をきっかけに、本格的に歌の勉強を始めることに。
高校卒業後、細川は上京し、民謡教室に通いながら、飲食店でアルバイトをする日々を送っていた。そんなある日、細川は日本テレビのオーディション番組「全日本歌謡選手権」に出場。もちろん、結果は優勝!この優勝がきっかけで、細川はプロデビューすることになった。
「デビュー当時は、毎日が必死でした。新聞のカラ出張先を調べて、歌を歌いながらお金を集めていました」
細川はそう当時を振り返る。デビューから数年は、地道な営業活動を続けた。その甲斐あって、徐々にファンの数が増えていき、1982年に「北酒場」が大ヒット!国民的な歌手へと駆け上がった。
「『北酒場』がヒットしたときは、正直自分でも驚きました。演歌がここまで受け入れられるとは思いませんでした」
「北酒場」は、今では演歌の定番曲として広く親しまれている。しかし、発売当初は、演歌らしくないという批判もあったそう。それでも、細川は自分の歌を信じて歌い続け、結果的に多くの人々の心に届けた。
現在、細川たかしは70歳。デビューから50年以上が経ったが、今もなお現役で活躍している。その原動力は、
「ファンの皆さんの声援です。ファンの皆さんに喜んでいただけることが、何よりの幸せなんです」
と語る。これからも細川たかしの素晴らしい歌声を楽しみに、応援していきたい!
細川たかしからのメッセージ:
「夢をあきらめないことが大切だと思います。夢を持つことは、人生を豊かにする力になります。たとえそれが小さな夢でも、信じて努力し続けてください。必ず叶う日がきます!」