豊洲初競りマグロ




新年を迎える風物詩、豊洲市場のマグロの初競りが今年も開催されました。今年も大間産のクロマグロが最高値を記録し、過去2番目の高値で落札されました。
競りに参加したのは、外食事業を展開する築地市場の仲卸業者「やま幸」と、「オンデラグループ」の2社。共同で2億700万円で落札し、過去2番目の高値となりました。
落札されたマグロは青森県大間産のクロマグロで、重さは276キロ。2社は「鮮度がずば抜けていた」と高評価しています。
例年、一番マグロに選ばれる大間産のクロマグロですが、今年は例年に比べて水揚げが少なく、競争率が高まっていました。そのため、過去最高値を更新することも期待されていましたが、今回は2番目に留まりました。
それでも、2億700万円という高値は、コロナ禍からの経済回復の兆しを予感させるものです。一番マグロは築地市場から豊洲市場に移転後、19年ぶりの2億円超えとなりました。
豊洲市場の初競りは、日本全国から質の高いマグロが集まる一大イベントです。今年は、過去2番目の高値を記録した大間産のクロマグロをはじめ、さまざまなマグロが競り落とされました。
初競りで落札されたマグロは、築地市場や豊洲市場の寿司店や料亭で提供されます。また、一部は海外にも輸出されます。ぜひ、この機会に新鮮で美味しいマグロを味わってみてはいかがでしょうか。