金鯱賞 名古屋競馬の風物詩  名古屋



金鯱賞

名古屋競馬の風物詩

 名古屋競馬場を代表するレースといえば、「金鯱賞」である。毎年3月に開催され、今年で67回目を迎える。

 金鯱賞は、1955年に「名古屋大賞典」として創設された。1969年に「金鯱賞」に改称され、1975年にグレード制導入によりGIIIに格付けされた。その後、1985年にGIIに昇格し、1995年にはGIに昇格した。

 金鯱賞の舞台は、名古屋競馬場のダート1400m。名古屋競馬場のダートコースは、日本国内でも屈指の難コースとして知られる。特に、向正面からの追い上げには、並外れた脚力が必要とされる。

 金鯱賞は、名古屋競馬の馬主の夢を乗せて走っているレースである。地元名古屋の馬が活躍する姿は、競馬ファンの心を熱くする。過去には、名古屋のレジェンドホースであるハッピースイートが2連覇を達成している。

今年の金鯱賞

 今年の金鯱賞には、強豪馬が揃った。有力馬の一頭は、昨年の勝ち馬であるエアスピネルだ。ダートマイルのスペシャリストで、今年も連覇を狙っている。

 他の有力馬としては、ダート界のニューヒーローであるメイショウハリオや、重賞3連勝中のカフェファラオなどが挙げられる。また、名古屋勢では、ハヤブサナンデクンとコパノフィーリングの2頭が地元の期待を背負っている。

 今年の金鯱賞は、どの馬が栄冠を手にできるのか、注目が集まる。名古屋競馬の春の祭典で、歴史に名を刻むレースが繰り広げられるだろう。