阪神 ドラフト -藤川監督の初陣は投打の即戦力獲得
阪神のドラフト会議が20日に行われ、藤川監督の初陣にふさわしい即戦力と将来的にチームを支える若手をバランス良く獲得した。
1位はNTT西日本の左腕・伊原陵人を獲得。最速153キロの直球と切れ味鋭いスライダーを武器に、今季はチームトップの8勝をマーク。即戦力候補として、先発ローテーションの一角を担うことが期待される。
2位は報徳学園の右腕・今朝丸裕喜。最速150キロ超えの直球にキレのある変化球を操り、高校No.1右腕との呼び声も高い逸材だ。3年後はエースとしてチームを引っ張る存在になりそうだ。
3位はKMGホールディングスの左腕・木下里都。最速149キロのストレートに落差の大きいフォークボールが武器の即戦力候補だ。2年目以降は先発ローテーションの候補として期待できる。
4位は埼玉武蔵ヒートベアーズの捕手・町田隼乙。強打のキャッチャーとして今夏の鳳凰リーグで阪神の青柳晃洋から一発を放つなど、ポテンシャルの高さを見せつけた。
5位は富山の内野手・佐野大陽。俊足巧打の内野手で、走攻守三拍子揃った即戦力だ。今季は独立リーグで打率.363、3本塁打、16盗塁を記録するなど、高い打率を残している。
阪神はドラフトで投手3人、捕手1人、内野手1人の計5人を指名した。即戦力から将来性豊かな若手までバランス良く指名できたと言える。藤川監督の初陣は成功と言えるだろう。
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