黄砂ってなに？

今、空気中に黄砂が舞っています。でも、「黄砂って何？」って聞かれて答えられますか？
実は、黄砂ってただの砂じゃないんです。砂漠から飛んできた、とても細かい土の粒なんです。だから、風に吹かれて遠くまで飛んでくることができるんですよ。

日本の黄砂は、ほとんどが中国の砂漠から飛んできます。春になると、中国では砂漠が乾燥して風が強くなるので、黄砂が舞い上がるんです。

黄砂が舞っていると、目がゴロゴロしたり、のどがイガイガしたりしませんか？それは、黄砂に含まれる小さな土の粒が、私たちの体に刺激を与えるからです。
特に、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギーの人は、黄砂の影響を受けやすいんです。黄砂の時期には、マスクをしたり、窓を閉めたりして、黄砂を吸い込まないように気をつけましょう。

黄砂が降ると、空気が濁って、視界が悪くなります。遠くの山やビルが見えなくなったり、朝日はモヤモヤしたりします。
また、黄砂が降り積もると、車が汚れたり、洗濯物が黄ばんだりします。黄砂の時期には、外に出る時は帽子をかぶったり、洗濯物は部屋干ししたりして対策しましょう。

黄砂のシーズンは、3月頃から5月頃までです。でも、年によって多少早まったり遅まったりします。
今年の黄砂は、例年より多いと予想されています。中国では、冬が寒かったので、砂漠が乾燥して黄砂が舞い上がりやすくなっているからです。

黄砂の時期には、以下の対策をしましょう。
* 外に出る時はマスクをする。
* 窓を閉めて、エアコンを使う。
* 洗濯物は部屋干しする。
* 車は洗車する。
また、アレルギーの人は、医師に相談して薬を処方してもらいましょう。

黄砂が降っているかどうかを確認するには、空を見上げるだけでOKです。空気が濁っているようなら、黄砂が舞っているかもしれません。
また、雨上がりの地面や車を見ると、黄色の土の粒が積もっている場合もあります。これが黄砂です。

黄砂って、ただの砂じゃないんです。遠くの砂漠から飛んできた、小さな土の粒なんです。黄砂が舞うと、体に悪い影響があったり、生活に影響が出たりします。対策をして、賢く黄砂とつき合いましょう。