RIZIN




日本の人々に「総合格闘技」という言葉が浸透しはじめたのは、1990年代初頭にまでさかのぼります。

当時、格闘技の聖地と言われた大阪の扇町ミュージアムスクエアで、極真空手出身の天才児、長谷川秀彦率いる『修斗』が過激かつアグレッシブな試合を展開し、マニアの間で爆発的な人気を集めました。

しかし、その『修斗』が1997年に分裂。多くの選手が新団体『パンクラス』に流出し、格闘技業界は大いに揺れました。そして、この分裂が結果的に「総合格闘技」という言葉を日本中に広めることになったのです。

『パンクラス』は、地上波のテレビ放送も獲得し、高田延彦、船木誠勝、桜庭和志などのカリスマ選手を擁して、押しも押されもせぬ総合格闘技の代名詞的存在になりました。

その後、2007年にPRIDEが崩壊したことで、総合格闘技界は再び混乱に陥りました。そこで、元PRIDEの榊原信行氏が中心となって立ち上げたのが『DREAM』です。

『DREAM』は、かつてのPRIDEのような派手な演出や豪華なカードはなかったものの、実力派選手によるハイレベルな試合が展開され、格闘技ファンから高い評価を得ました。

しかし、『DREAM』も2012年に活動を休止。総合格闘技界は再び混とんとした状況に陥りました。そんな中、2015年に榊原氏らが立ち上げたのが『RIZIN』です。

『RIZIN』は、DREAMのスピリットを受け継ぐ団体として発足し、日本を拠点に、国内外のトップファイターによるエキサイティングな試合を展開しています。

また、『RIZIN』は、総合格闘技だけでなく、ボクシング、キックボクシング、柔術などの格闘技も取り入れており、総合格闘技ファン以外にも幅広い層にアピールしています。

今後、『RIZIN』がどのような展開を見せていくのか、注目が集まっています。

RIZINは単なる総合格闘技団体ではありません。格闘技を愛する人々をつなぐプラットフォームであり、格闘技の未来を担うホープでもあります。

格闘技ファンの皆さん、RIZINを一緒に盛り上げていきましょう!